●アロエベラの効能で冷え性が改善
アロエベラの効能で冷え性が改善するメカニズムについてです。
アロエベラは、刺身で食べても、ジュースで飲んでも、ショウガのような刺激もない食べ物なので冷え性と関係があるようには思えません。
ショウガなら、食べた瞬間に感覚的に冷えに良さそうといった感じを受けるからなおさらです。
ところが、そのメカニズムが分かると納得できるのがアロエベラの効能のすばらしさです。
アロエベラの冷え性へのアプローチは、2つあります。
1つ目が、アロエベラが体の細い血管を拡張させる効能です。
細い血管ですから、いわゆる手先、足先の血管ということになります。
手と足の血行が良くなれば、当然体温が上がります。
これだけでも十分と思えますが、2つ目の効能があります。
それは、自律神経のバランス調整機能です。
自律神経のバランスが整うと、血の巡りと代謝が良くなるのです。
自律神経とは、意識的にコントロールできない神経のことです。
分かりやすくいうと、汗をかいたり、食べたものを消化したりするときに働きます。
また、交感神経と副交感神経の2つが交互に切りかわることで機能しています。
交感神経は、いわゆる活動するときの神経です。
副交感神経は、反対に休むときの神経です。
ストレスなどで自律神経のバランスが狂っていると、ピリピリしてリラックスできないことがあります。
こういう場合は、交感神経が優位のままで、副交感神経にスイッチできない状態なのです。
こうった自律神経のバランスを整えてくれるのが、アロエベラの効能の一つです。