●健康食のアロエも妊婦は注意
アロエベラは、皮をはいで中身のジェルだけ食べる場合は、基本的にはとても安全な健康食です。
ただ、葉っぱは、要注意です。
下剤成分のアロインが含まれていますので、たくさん食べると下痢をすることがあります。
ジェルだけを食べている場合は、下痢ではありませんがお通じがよくなりすぎる場合があります。
ただ、これは問題ではないですね。
この問題は、アロエベラよりも、どちらかといえばキダチアロエの問題です。
皮に含まれる成分であるアロインですが、妊婦の方が食べると子宮内の充血を招く可能性があります。
その場合は、早産などの可能性もあるそうです。
女性の場合は、生理中の方も避けた方がいいそうです。
あくまで皮が問題なので、そういう意味では、皮と除いたジェルを食べる分には問題がないはずですが、万全を期すのであれば妊婦の間はアロエベラが健康食とはいえ、食べるのをやめるもの一つの手でしょう。
何か問題が起きてからでは後悔するしかありません。
でも、ある意味では、これは取り越し苦労なのです。
なぜなら、皮のアロインでさえも相当の過剰摂取でなければそのような問題は起きないからです。
日頃からジェルで作った健康食を摂っている場合は、気にせずに食べ続けても問題ないのかもしれません。
あくまで、自分の体と相談して決めることですね。
●アロエを健康食として食べる場合の注意
アロエが医者いらずという話だと、”一日一万歩”というのも医者いらずだそうです。
これは、一万歩ぐらい歩くと体の中の血液やリンパの流れが全身を回って、老廃物などがきれいに体外に出されるからだそうです。
足は第二の心臓と呼ばれていますが、このように歩くことで重力で下に下がった血液などを全身に送り返す訳です。
病気のほとんどは、血行不良が問題だと言われているように、血行をよくすることは健康への近道となります。
そういった意味でも健康食のアロエは、血行をよくするという効能も持っています。
ただ、このアロエにも食べる際に多少注意が必要です。
ちなみに、皮膚などに塗る場合はパッチテストをする方がいいとされています。
パッチテストとは、皮膚の弱くない部分に一晩ぐらいアロエのジェルを貼り付けておいて肌が赤くなったりしなかをチェックすることです。
もちろん、一晩おかなくてもヒリヒリしてきたらすぐにやめてください。
パイナップルを食べると口の周りがちくちくしたりします。
これは、シュウ酸カルシウムが原因だそうです。
このシュウ酸カルシウムは、アロエベラにも含まれていますので食べる際には注意が必要です。
皮膚のパッチテストをするのも、このシュウ酸カルシウムへの反応をみている訳です。
このヒリヒリなどの反応は、個人差があります。
大丈夫な人は全く問題ありません。
アロエジュースなどで飲む分には、パッチテストで赤くなっていても問題ありませんので健康食として使えます。
ただ、飲む場合は、別の問題としてアレルギーの心配がありますので一応気を抜かないで下さい。