●胃の状態をよくする健康食アロエ
調子の悪い胃というのは胃酸過多であるため、かなりph(ペーハー)が酸性に傾いていることになります。
アメリカのカリフォルニア州にある研究所での実験結果ですが、健康な人にアロエジュースを飲んでもらった後の結果としてペーハー値がかなりアルカリ性に傾いて中和傾向になったそうです。
こういった実験結果もありアロエの胃への高い効果はほぼ認められています。
その他には、慢性、急性胃炎、胃酸過多などはアロエジュースで緩和されることが分かっています。
ちなみに、市販の胃腸薬というのは長期的には胃の状態を悪化させます。
薬というのは基本的に体にとっては毒です。
また、胃薬などで胃の不調をごまかしていても胃の健康は取り戻せません。
アロエが胃にいいのは、ペーハー値を正常にしてくれるものありますが、傷ついた胃の修復機能もあるからです。
アロエの主成分である多糖体というねばねばの物質は、胃粘膜を守ってくれる効果があります。
また、アロエは傷ついた胃粘膜の修復をしますが、アロエが粘膜の修復に優れているのはとても有名な効能なのです。
粘膜という意味では、胃のみならず他の消化器官である十二指腸などにも効果的にいい結果をもらたらしてくれます。
ところで、現代人の胃の不調は、ストレスが主因といわれていますが、水の問題もあるようです。
飲む水の質も問題ですが、水を飲む量が絶対的に不足しているということです。
清涼飲料水や嗜好品などで水分を摂ることが多いため、水だけを摂ることが少なくなっていることもあるようです。
●健康の敵である高血圧とアロエ
高血圧というのは成人の健康を脅かす隠れた大問題です。
血圧が高いと血管は常に痛めつけられることになり、その結果として血管が詰まって心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。
高血圧の怖いのは、普段は自覚症状がほとんどないことです。
そのため、突然、心臓や脳の病気で倒れるということになります。
事実、ちまたに出回っている健康食というものも、この高血圧の改善を考えたものが多いようです。
健康食アロエには、血圧を適正に戻すための効能がたくさんあります。
アロエは血管の弾力性を高めるため調整力がもどります。
アロエが血液の流れを滞らせることなくスムーズに流れるようにしてくれます。
また、血中のコレステロールを減らすことも分かっています。
こういった効能によって、アロエは血圧を調整してくれるといわれています。
ところで、この効能を研究によって突き止めたドクターもいます。
また、インドでは狭心症の患者にアロエベラが与えられる実験が行われて、高血圧の方の血圧正常化の結果もでています。
高血圧よりも低血圧は問題にされにくいですが、やはり問題があります。
ただ、アロエはこの低血圧も正常な値に戻す効能があるのです。
ただ、アロエの血圧調整は、血圧降下剤のようにすぐに結果の出るものではありません。
アロエの薬効成分でない、アロエベラのジェルの部分が高血圧や低血圧を徐々に改善してくれます。
●アロエジュースを使った健康食
アロエの健康食を作る場合は、アロエジュースを使った方が料理には使いやすいようです。
このページにいろいろレシピが出ています。
http://www.wind.ne.jp/hirata/aroeryouri.htm レシピをみていて思ったのが、アロエの味などを隠して栄養素だけを摂ろうという料理が多いことです。
その場合は、ジュースをスープなどと合わせることで隠すわけです。
ただ、好き嫌いはあるにしても、アロエのジェルは、アロエジュースを含めてあまり味がありません。
多少のクセはあるので、ダメな人はダメのようですが、気にならなくなる人も多いでしょう。
そういう意味では本来のアロエの風味を生かした健康食としての料理もあっていいと思います。
そう考えた場合は、アロエの刺身を細かく切ったのを入れる野菜サラダなどはまさにそういった料理になります。
また、料理といえるかどうか分かりませんが、お酒をアロエジュースで割るのもありですね。
焼酎などを割るのは分かりやすいですが、ビールをアロエジュースで割ってもいけるみたいですね。
ビールは確かにトマトジュースで割って飲むカクテルがあるぐらいです。
そもそも、市販品では健康食としてアロエヨーグルトなるものがあるぐらいです。
アロエヨーグルトに使われているアロエは、もちろんアロエベラのジェルです。
ただ、入っている量はほんの少しです。
自分でアロエジェルを切って、プレーンヨーグルトにどっさり入れてパーフェクトな健康食として毎日食べるといいかもしれません。