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アロエの効能から考えるアロエダイエット
アロエの代表的な効能には、便通をよくするという効能があります。
アロインなどアロエにはいろいろな成分がありますが、ほとんどの成分に便秘を改善する効能があります。
ダイエットには、便通が快調であることは必要条件ともいえます。
ただ、便通を良くすると言っても、アロエの効能には2つの効能があります。
一つは、便通を緩やかに促すというまさに快便のための効能です。
そして、もう一つは、強制的に排便してしまう下剤の効能なのです。
下剤の場合は、大げさに言うと、腸内の有効な善玉菌まで出てしまったり、あるいは水分を必要以上に排出してしまって脱水症状を招きます。
そのため、やはり前者の緩やかな排便を促す効能の範囲で使えるのがいいのです。
便通以外にダイエットの効能として見逃せないのが、血行をよくするという効能です。
アロエには、動脈硬化を改善する効能もあるぐらいですから血行の改善には大きな期待ができます。
動脈硬化は、いろいろな原因がありますが、血液の質が良くなればそれだけでかなり改善します。
血行の改善は、ダイエットのためには無駄な脂肪を付けないや、冷えた体の部分を作らないなど非常に重要なことです。
健康体であれば無駄な脂肪は付きませんし、脂肪が付いたとしても運動や規則正しい食生活をすればすぐに落ちます。
アロエで健康になることが本当の美容であり、アロエダイエットにつながるともいえます。
アロエで肝臓を元気にしてダイエット
肝臓が弱っていると太りやすくなります。
これは、肝臓の機能が落ちていると優先順位が低い脂肪を分解する能力をおろそかにしてしまうためです。
例えば、毎日のようにお酒を飲んでいる人の場合は、アルコールを分解することの方が生命維持のためには重要です。
そのため、アルコールをやめると肝臓の機能は元に戻り、従来やるべき脂肪分解を再開し始めるためダイエットしやすい体に変わっていきます。
アロエは、血液循環を促進する効能があります。
そのため、肝臓内の血液の循環もよくすることで肝臓の働きが高まります。
また、アロエに含まれる多糖体は高い解毒作用があるため、本来肝臓がやるべき解毒作用をサポートしてくれます。
肝臓機能を高めるためのアロエの摂り方も一般と全く同じで、アロエジュースでも皮をはいだゲルを食べる方法でもかまいません。
不治の病と言われている肝硬変に対しても、完治までは無理としても一定の効果が期待出来るというから驚きのパワーです。
もちろん、一般の医療行為と平行してアロエは摂ることができますから、独断でアロエだけの自己療法にする必要もないのです。
肝臓というのは、疲労回復にとっても重要ですが、ダイエット面では元気であればあるほど痩せます。
お酒を飲むと太るというのは、お酒のカロリーが原因ではなく、肝臓機能がアルコール分解に割かれるのが問題なのです。
日々行うダイエットの工夫
ダイエットの食事などにサプリメントとしてアロエジュースを加えるのもとても効果がありますがやはり日々の食事の取り方が基本です。
日々の食事の取り方にいかに習慣的に工夫ができるかがダイエットの成功を握ります。
たとえば、お鍋のアフターにはうどんよりも中華麺がいいというのは、うどんは小麦粉だけに対して中華麺はそうでないからです。
中華系の食事をした場合は油が多いので副菜として海草や野菜を多めにとるといいわけです。
お好み焼きは量を食べてしまいがちなので前菜で野菜ジュースを飲んだり、モチ入りのお好みを頼まないのも炭水化物をカットするのにいいのです。
丼物はごはんが多いので減らせるなら減らし、無理なら残すか、これまた海草を摂るために味噌汁を追加したりします。
ラーメンは、以外なのがトッピングのコーンがカロリーが高いので注意です。
カレーやパスタは、単品だと物足りないので具がたくさん入ったスープを一緒に食べると満足感がありビタミンミネラルも足ります。
お寿司屋さんに行った際は、枝豆やサラダなどの一品があったら必ず頼みたいところです。
こういった日々の食事の工夫をみていると、ダイエットというのは健康生活そのものだということです。
ただ単に痩せることが目的でなく、健康な身体になれば不必要な脂肪がつきにくかったり必要以上に食べなかったりするということでしょう。
ただ単にアロエジュースを飲んでいればダイエットにつながって健康になるといった単純な話ではなく日々の習慣が重要です。
アロエの実がダイエットに使われる訳
アロエというのは、ダイエット食品というよりも、いろいろなおやつ類に果実ごと入れられています。
たとえば、アロエヨーグルトなどは有名です。
アロエベラのゲルがそのまま入っていることが多いですが、このゲルは単体でも売られています。
いろいろな料理に使えるように便利になっている訳ですが、たくさん食べたい場合はプレーンヨーグルトを買ってきて入れればいいということです。
つまり、アロエベラのゲルを使ってダイエット食を自作できる環境は、整っているのです。
ところで、ダイエット食にアロエベラのゲルがよく使われる理由は食べ応えによる満足感があるからです。
アロエヨーグルトという何の変哲もない商品がロングセラーを続けている理由はここにあります。
ダイエット食というのは、食べたときの満足感が勝負なのでアロエというのはその満足感を満たすのです。
ヨーグルトは、腸内環境を整えてくれるのでダイエットには最適ですが飽きやすい食品でもあります。
つまり、毎日食べるのがつらくなってくる人さえいるわけです。
ダイエットのために修行のように食べるよりは、アロエが入っているからおいしく食べられる方が体にもいいに決まっています。
これがアロエベラのゲルが、ヨーグルトとマッチしてダイエットの補助の定番となった一番の理由かもしれません。
えのき氷とアロエダイエットの共通点
テレビではいろいろなダイエット方法を紹介していますが、腸をキレイにしてダイエットというコンセプトも多いです。
このコンセプトは、アロエダイエットの考え方と近く、ダイエットの基本が腸の健全にあることがわかります。
この腸をキレイにするダイエットで、話題になっている方法で「えのき氷」ダイエットというのがあります。
「えのき氷」と聞くとどういうダイエットなのかと思ってしまいますが、要するに毎食えのきを摂りましょうということです。
えのきには、腸をキレイにして活性化させる効用があるからです。
アロエの腸をキレイにしてくれる能力も高いですが、えのきもなかなかあなどれません。
えのきには、美容ビタミンであるビタミンB2が多く含まれているのです。
ビタミンB2は、アロエにもたくさん含まれているので有名ですが、特にレバーなどに大量に含まれています。
そして、えのきには大量に含まれているのです。
これ以外には、えのきには中性脂肪を下げる効果があり、また、キノコキトサンという成分が腸内の余分な脂を除去するというから驚きです。
そこで、この効能満点のえのきを毎日大量に取る方法として考えられたのが、えのき氷なのです。
作り方は、大量のえのきを水と一緒に粉砕して、それを煮詰めてかさを減らしてキューブ郡として保存するのです。
このキューブ氷には大量のえのきが含まれているので、料理の際には氷を溶かして食べるということになります。
ただ、えのきの食感が好きな方には残念な食べ方ですね。
モデルの真似をしないアロエを使っダイエット
モデルさんというのは、痩せていてナンボの職業ですから太った時点で廃業になります。
アロエジュースを使ったダイエットでもおしえてあげたいとところです。
仮に一度太ってしまって事務所を首になってしまえば再度痩せたとしても復帰なんて相当売れっ子でもなければ、まずありえないでしょう。
本当に厳しい世界です。
ところが、痩せている必要があるために急激なダイエットも頻繁にやるそうで、当然の報いとしてリバウンドに悩まされているようです。
アロエジュースで、必要栄養素を補充しているとは到底思えませんからこうなります。
女性誌では、こういった崖っぷちモデルのダイエット戦記を特集したりしていますが、やはりこのような方法はマネをしてはいけません。
ダイエットというのは急に痩せては絶対にいけないのです。
痩せると言うよりは生活習慣を変えて体質を変えていくイメージです。
体質なんて簡単には変わりませんから、そのように考えると時間がかかるのは当然です。
また、タダでさえ食事量の少ない女性が更に食事量を減らすわけですから必須栄養素はサプリメントでアロエジュースなどで摂るのがいいでしょう。
アロエジュースに使うアロエベラのいい点は、ダイエットのための食事制限で足りなくなるような栄養素をかなりカバーしてくれる点です。
特にビタミン、ミネラルというのは、食事の量もさることながら、食事の種類をいろいろ摂る必要があるため摂取がむずかしいのです。
ダイエットのときに使うサプリメントとして、アロエベラは最高です。