アロエジュースというと、恐らく国内の消費量は海外産のものの方が多いと思われます。
理由は、販売業者の扱うアロエジュースが海外産のものに偏っているのがその理由と思われます。
なぜ、海外産のアロエジュースが多くなってしまうのか?
理由は簡単で、値段が海外産の方が安いからです。
また、産地が国内の場合は限られており、沖縄地方ぐらいでしかとれません。
つまり、消費量に対して、生産量が国内産だけでは全く追いついていないと思われます。
では、なぜ海外産のアロエジュースは安いのでしょうか?
アロエジュースは、アロエベラが使われていますので、アメリカの砂漠などで栽培されることが多いためアメリカ産もたくさんあります。
そう考えると人件費の安さによるメリットはあまり考えられません。
つまり、安さの理由は、広大な土地を使った大量栽培によるメリットです。
大量栽培すると安定供給が可能になりますが、一方で在庫がたまる可能性があるため長期保存をする必要があります。
また、船便での輸出に備えても長期間の保存技術は必要です。
そのため、海外産のアロエジュースには合成保存料が使われています。
一方で、国産のアロエジュースは、合成保存料はほとんど使われていません。
これが国産のアロエジュースが高価である一番の理由でしょう。
国産のアロエジュースには、天然成分から作ったクエン酸、ビタミンCが使われることはありますが基本はほとんど日持ちがしないのです。
そのため、生産したら短期間で出荷して消費してもらう必要があります