アロエジュースの原料として大規模に栽培されているアロエベラはどう考えても絶滅するような植物には思えません。
ところが、アロエというのはワシントン条約によって国際間での輸出入が制限されているのです。
ワシントン条約というのは、絶滅の恐れのある野生動植物に間する国際条約です。
これらの動植物が国際間で取引されることで絶滅の危機に瀕することを防ぐためにあるようです。
もちろん、これらの動植物の絶滅危機度というようなレベルがあって現段階では3段階に分かれているそうです。
アロエがどのレベルに該当するかは分かりませんが、絶滅が危惧されている植物であり世界的に希少な植物とされている訳です。
その中にあってアロエベラは、他のアロエとは違って栽培種という種類になっていて国際取引をしても問題がありません。
アロエは、アロエベラに限らずすべてにおいて生命力が強いと思われるのに、絶滅が危惧されているというのはある意味不思議です。
アロエベラは、アロエの王様ともいわれるのですが、繁殖力や生命力が他のアロエに比べて抜けているのかもしれません。
考えてみれば100%のアロエジュースとしてがんがん出荷するほど栽培する必要があるのですから繁殖力は相当のものです。
しかも、水も必要なく、外注にも強い生命力を持っているわけです。
その生命力があるから人間がサプリメントとして摂ることでその成分の恩恵を享受できるともいえます。
もし、アロエベラも条約で守られていたら日本でアロエベラジュースを飲むことはできないことになります。