縁起物の熊手で有名な酉の市は関東の方が盛んです。縁起物の熊手の買い方にはポイントがあって、今年に買う熊手を今の熊手よりも小さいサイズにしないことが縁起担ぎになります。ところが、軽い気持ちで熊手のサイズを選ぶとひどい目に遭います。熊手のサイズを大きくするタイミングとその大きさを誤って運気を落とさないようにしてください。
目次
関東が中心の酉の市
開運・商売繁盛としての神社は数も種類もたくさんありますが、その1つが鷲神社です。
酉の市は、関東地方・東京の方が盛んなのですが実は本社は大阪の大鳥神社です。
ところが、江戸時代に縁起物の熊手で酉の市が有名になったため関東地方の方が盛んになったようです。
確かに、縁起物の熊手を見るといかにも江戸っ子気質を感じます。
酉の市・縁起を担ぐ熊手の買い方
ところで、酉の市で、熊手の買い方を間違えると運気が落ちます。
熊手は、「福をかき込む」という縁起物です。
そのため、前の年よりもより多くの福をかき込むようにと、年々少しずつ大きくしていくのが鉄則なのです。
縁起物は、縁起を担ぐのが当然です。
縁起を担ぐなら、前年よりも小さな熊手になってしまってはいけません。
運気も”気”ですから、気分が重要です。
熊手のサイズに慎重になるべき理由
あまり深く考えずに今のサイズよりも大きいサイズを買うとひどい目にあいます。
なぜなら、今年はいいですが翌年以降のサイズが段々厳しくなってくるからです。
数年も経てば、今のサイズを超える熊手を探すのが困難になるはずです。
そこで、メジャー持参で酉の市に赴いて下さい。
細かいですが外出前に今の熊手のサイズを測って、ピッタリ同じ大きさを買うようにするのです。
同じサイズというのがポイントです。
同じサイズを買うのには理由があります。
それは、ちょっと大きめを買ってしまうと、その差が少しであっても翌年移行がどんどん厳しくなってくるからです。
たったの10年でも1センチずつ大きくするだけで10センチも大きな熊手を探す必要があるのです。
同じサイズにしておけば、5年経っても10年経っても苦労しませんし縁起も担げます。
大きくするのに越したことがないですが、縁起を担ぐなら小さくなるのを防ぐのが重要です。
熊手のサイズを大きくするタイミング
縁起物の熊手のサイズを小さくしないように毎年同じサイズを買い続けるのですが、あるタイミングで大きくするのがお勧めです。
人生で何かきっかけがあればそのタイミングで大きくするのもいいと思います。
あるいは何かのきっかけにしたい年に大きくする方が縁起担ぎとしてはいいかもしれませんね。
ただ、重要なのはやはり一気に大きくしないことです。
例えば、自分の年齢に併せて12年に1度ぐらいの間隔でバージョンアップするのがいいのではないでしょうか?
もちろん、家庭全体のきっかけがあればそのタイミングでもいいと思います。
熊手が大きくなることで、翌年以降にワクワクすることができますね。
お守りと縁起物
実は、露天で売っている熊手は縁起物ですから神様は関係ありません。
神様に関係のあるのはお守りの方で、”熊手守り”というのがあります。
神社で熊手守りをもらってから、露天で熊手を買うのがコースになっているようです。
どちらか一方という話なれば、当然”熊手守り”だけということになります。
ただ、華やかさが断然違いますし、江戸っ子らしいといころが縁起物の熊手です。
招き猫とか小判とかおかめとかが飾ってあると何かいいことが起きそうな気分にもなりますね。
東京の酉の市「関東三大酉の市」【2017年度】開催日
- 鷲(おおとり)神社(浅草)
- 花園神社(新宿区)
- 大國魂(おおくにたま)神社(府中市)
2017年の開催日は、以下の3日間です。
- 一の酉・11月6日(月)
- 二の酉・11月18日(土)
- 三の酉・11月30日(木)