●粘膜の修復にアロエベラの効能
アロエベラの効能の中に粘膜を修復してくれるというものがあります。
体の中には何カ所も粘膜があります。
外側に近いところでは、目、口、鼻などが分かりやすいです。
いわゆる穴と言われる部位にはすべて粘膜が存在します。
アロエベラの効能で鼻炎も解消するのですが、これも粘膜へのアプローチです。
鼻に対してはアロエベラのジェルを塗ってもいいでしょうし、アロエベラジュースなどで内服しても効能を享受することができます。
アロエベラの効能は、体の外側に近い粘膜だけでなく、内臓の粘膜にも効果があります。
たとえば、消化器官です。
つまり、胃や腸です。
胃や腸などの消化器官の表面は粘膜で覆われています。
そして、この場合は、アロエジュースを飲むだけで、内服したり、塗ったりするのと同じ効果になります。
これゆえ、アロエジュースのいわゆる”健胃”効果は高いと言われているのです。
飲むだけで直接胃の表面にアロエの成分が行き、塗っているのと同じです。
胃炎などにアロエベラが有効な理由は、2つあります。
まず、炎症してしまった胃の表面の粘膜を得意の消炎効能で抑えることです。
つぎに、これが健胃のポイントですが、粘膜の上にアロエベラのムコ多糖体というのが張り付いて胃酸から粘膜を守ってくれるのです。
このダブル効果で健胃の効能が発揮されます。
つまり、ムコ多糖体で粘膜表面を守っている間に炎症をおさせるということですね。
アロエベラって本当にすばらしい効能をもった植物ですね。