サードプレイスではなくなった都内のスタバ
個人事業主である私は自宅で作業をほとんどしません。
長時間同じ場所にいても、集中力が下がって効率が上がらないことがわかっているからです。
これは根性論ではどうしようもないので工夫で乗り切るしかありません。
効率を上げないと大げさに言えば”おまんまの食い上げ”になる訳です。
そのため、独立してからずっと居場所を探していましたがここ数年はスタバに落ち着いています。
私が、第三の居場所としてスタバを選んだ理由は
- 完全禁煙である
- コーヒーの量が多い
- 店員の対応がいい
- 電源がある
- Wi-Fiがある
- 長居しても怒られない
でした。
スターバックスのコンセプト自体も”サードプレイス”ですから私にはぴったりの場所だった訳です。
ところが、ここ1年ぐらいですかね、この第三の居場所としてのコンセプトは都内のスタバからは消えつつあります。
本当に残念なことですが、”今の状況”を考えれば仕方のないことかもしれません。
減り続ける電源コンセント
スタバと言えば、”充電できるコンセントがある”のが常識だった時代があったはずです。
私は渋谷区に住んでいますので、新しいスタバの店舗ができたりリニューアルされたりするのによく出くわします。
ところが、新しいスタバにはほぼ100%電源コンセントがありません。
そして、リニューアルされるスタバの場合は、電源コンセントが減るか、あるいは廃止されます。
確かに、そういった店舗の電源コンセントのある席には、長時間居座る客が集中していました。
もちろん、その中には私も含まれますが、私なんて時間的に考えるとかわいい方でした。
それぐらい”居座る”客が多かったのです。
これでは商売あがったりですね。
テーブルが狭い
これも新規開店、リニューアルの話ですが、テーブルが確実に小さく狭くなっています。
その方が、席数を確保できるからでしょうが本当に小さいです。
パソコンを広げて、なおかつドリンクやフードを乗せようとするととても無理なスペースです。
ちなみに、2人席でもテーブルの狭さは変わりませんので、これはもうパソコン利用者に対する嫌がらせとしか思えません。
ここまで拒否されている訳ですから、行かなければいいという気もしてきました。
Wi-Fiも改善しない
渋谷区にあるひいきにしていた店舗が、先日大規模なリニューアルをしました。
結果は、店内がキレイになって席数が多くなって良いお店になりました。
ただ、上述の通り電源コンセントはすべて姿を消しました。
さらに、元々Wi-Fiの電波が悪かったのですがそちらは全く改善されていませんでした。
ちなみに、その店は、店全体で考えるとWi-Fiが使える席は半分未満しかありません。
これも、パソコンを使って長居をする人を相手にしていない明確な態度の表れかと受け取れます。
店員の対応も悪い
テンプレ台詞バイトの増加で店員の対応の質も相当下がっています。
私はもう何年も通っているので、この店員のレベルの低下をずって見てきた感じです。
もちろん、これは日本全体の人口減少と若者の話ですのでスタバのバイトや若い写真に限った話ではありません。
ただ、それにしてもテンプレの接客を覚えてそれをそのまま話されても会話する気にはなりません。
だって、ちょっと突っ込んだ返しをしたら応えられなくなるんですから(笑)
そうは言いながらも他の選択肢はない
文句ばっかり言っていますが、それは期待が高いことの裏返しです。
スタバがサードプレイスさを失っても、ドトールやタリーズに鞍替えするかと言ったら今のスタバの方が全然マシです。
ただ、さみしいですが、私がスタバを使わなくなるまでに、都会のスタバがかつてのサードプレイスコンセプトを戻せることはないと思います。
せめてこれ以上落とさない程度に頑張ってくれればうれしいです。
なので、これからもスタバに通いたいと思います。