クリーニングは、歯の表面の汚れ(ステイン)しか落とせません。
対して、ホワイトニングは、歯に染みこんだ汚れを落とす(漂白する)ことができます。
似ているようですが、クリーニングとホワイトニングはやっていることが全く異なります。
クリーニング
クリーニングは、PMTCと呼ばれることもあるようです。
※PMTCとは、プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング(Professional Mechanical Tooth Cleaning)だそうです。
あくまでも、歯の表面を物理的にキレイに掃除してくれる施術です。
ホワイトニング
それに対して、ホワイトニングは、薬剤を使って歯の内側に染みこんだステイン汚れを分解漂白する化学的な施術です。
どっちを選ぶ?
普段の歯磨きをおろそかにしていた期間が長い人の場合は、クリーニングだけでも十分に歯の白さを取り戻せると思います。
ただ、私のようにコーヒーを毎日のように飲んでいるなど、常に口の中にステイン着色汚れの元がある人は歯自体に染みこんでいる可能性が高いです。
コーヒー以外にも、着色汚れになりやすい食べ物、飲み物は、紅茶、ワイン、カレー、キムチなどいろいろあります。
こういった飲み物、食べ物を食べた後に、歯磨きをしない、あるいは適当にして口の中にステイン汚れの元を常駐させているとよくないわけです。
そして、クリーニングだけではキレイにならないレベルの汚れになります。
ただ、自分自身では、自分の歯の汚れがどのレベルなのかわかりにくいと思います。
歯を白くする手順としては、歯医者さんでのクリーニングをしてから、それでも白くならなかったらホワイトニングをするという手順だと思います。
ちなみに、クリーニングは、歯周病治療の一環として保険内治療が行われれば料金は数千円で済みます。
また、1回の通院で終わります。
(もちろん、虫歯が見つかったり、歯周病がひどかったら数回の通院になるかもしれません。)
一方、ホワイトニングは、オフィスホワイトニングでもホームホワイトニングでも保険外治療(自由診療)となります。
どちらのホワイトニングでも、料金相場としては35,000円ぐらいです。
期間も長く、ホワイトニングは一通り終えるまでに2,3週間程度は必要になります。
歯医者さんでやるホワイトニングについてはこちらのページに詳しくまとめています。