地方の人が、東京のアパレルの夏物バーゲンに出向くときには知識武装という準備が必要です。
まず、アパレル業界というのが、基本的に日々いかに売れ残りを処分するかに腐心している業界であることを理解することです。
そして、リピートがないと分かっている客の扱いが良くない、つまり売れ残りを押しつけるターゲットにされるということです。
地方から出向くのは問題ないですが、リピート客であること、今後そうなることをアピールすれば多少は対応が変わるかもしれません。
アパレル業界の売り子さんに悪い人が集まっているのではないので、ちゃんとしたコミュニケーションが取れれば大丈夫です。
アパレル業界とは
地方から夏物バーゲンに出かける前に心していただきたいことをお伝えします。
アパレル業界は、基本的に日々いかに売れ残りを処分するかに腐心している業界である。
これを頭に入れてショップに向かい、そして店員と対応する必要がある。
ただ、店員も全員がお客を騙そうとしている訳ではありません。
感じのいい客や清潔感のある人などには普通にいい関係で対応してくれるケースが多いです。
まあ、これは人間関係、コミュニケーションの問題なので当たり前と言えば当たり前です。
ただ、それでもこの基本は忘れずに夏物バーゲンに行きましょう。
お上りさんがカモにされる理由
店員の認識として、お上りさんは基本的にはたまにしか来ない、つまりバーゲンのときぐらいしか来ないと認識されています。
つまり、リピーターではない、また、将来的にもリピーターにはならないと考えられているのです。
店員さんとしては、リピーターになる可能性のある方にはリピートしてもらうための接客をします。
一方、リピーターになる可能性のない客には、売れ残りをいかに買ってもらうかに全力を尽くします。
セールと福袋のタイミングでしか来ない客は、売れ残りを処分するための格好のターゲットなのです。
お上りさんであることを隠す
そう考えると、地方からバーゲンの時だけに来ていると思われないようにすることができれば状況は変わります。
もちろん、付け焼き刃でうまくいくとは思えないレベルの難易度です。
また、自分がリピーターであることや、今後もリピートすることなどが伝われば対応も変わるでしょう。
これも、かなりコミュニケーション力がいるので難易度高いです。
もし、そういった演出ができないなら最初から店員との接触は避けるべきです。
そして、純粋に並んでいる商品の中から自分の気に入ったものだけを自分の判断だけで買って帰るようにしましょう。
話しかけられても笑顔でスルーし、話しかけたくなってもグッと我慢するのです。
番外編(鏡の秘密)
アパレルショップの鏡は、実際よりも細く見える鏡を使っています。
自分の姿を見るときは、脳内で10%幅を広くして見るようにしましょう。