世の中で洗脳されている人はいない。そして、人生で本格的な洗脳を受けるのは学校教育である小学校である。そのことを批判する書籍を堀江貴文さんは書いているがそんなことはみんな薄々気づいている。重要なのは、誰にどんな洗脳をされるかであり、また自分で自分を洗脳することで人生を変えられる。(『すべての教育は「洗脳」である』堀江貴文)
洗脳されること自体は普通のこと
世の中で洗脳されていない人はいません。
日本人には「洗脳」という言葉のイメージが悪すぎるようです。
そのため、”洗脳されている”と言われるとすごく悪い状態のように感じるようです。
そもそも、子供は親の考えに洗脳されますし、最初に属したコミュニティーに洗脳されます。
だから、小学校で受けた洗脳は将来にわたって強い影響があります。
今の
日本の教育の基本は、明治時代に作られたものが基本になっていると言われています。
それを考えれば、その頃、国家(政府)が国民にどんなことを期待していたのか分かります。
堀江さんの本
堀江貴文さんが『すべての教育は「洗脳」である』という本の中で、学校教育が洗脳であり、その洗脳内容を批判することを書いています。
学校教育は、”従順な家畜”を育てることを目的にしている。
具体的には、”やりたいことを我慢し、自分にブレーキをかけ、自分の可能性に蓋をす
ることを推奨する恐ろしい洗脳”であると。
ちなみに、この本の前半は、学校教育という洗脳に対する批判ですが、後半は、彼の教育論について書いています。
ちなみに、堀江さんが書いていることは”今さら”言われなくても多くの人が気づいていることです。
テレビで口にする人は皆無ですし、その他のメディアでもあまり問題視されていた記憶はありません。
そういう意味では、彼が本を使って文字にしてくれたことは価値があります。
おかげで、洗脳されている人は、こういった文章を読むことで改めて気づくきっかけになるからです。
何に洗脳されるかが重要
何度も言いますが、洗脳されていない人はいません。
重要なのは、誰に洗脳されているか気づくこと、そしてその洗脳に疑問を持つこと、です。
さらに、洗脳から抜け出す術を知っていることです。
これができれば、誰に洗脳されても恐くありませんし、加えて誰かに洗脳されたことに対して腹も立ちません。
もともと、相手に洗脳する意図があったとしても洗脳されるのは自分ですから自分の責任です。
洗脳をした人に腹を立てるのはおかしい訳です。
ところで、気づいた方もいらっしゃると思いますが、自分で自分を洗脳することもできます。
自分で自分を洗脳する
これは、自分を好きな人間にすることができることを意味しています。
言い換えれば、自分で自分を洗脳できるようになると何でも出来るようになるのです。
ただ、現実にはそういうことをしている人は少ないです。
なぜでしょうか?
他人に洗脳されている方が楽だからです。
この弱さの度合いが、洗脳のされやすさとも言えます。
この楽な状態を抜け出して、セルフ洗脳ができるようになると世界が変わる可能性が大きくなります。