貴船祭は、京都の貴船神社の例祭で6月1日に開催されて全部見ると5時間ぐらいかかります。途中で一度ぐらいは食事をしたくなりますが貴船神社界隈にある食事処はどこも高級料亭です。川床で有名な貴船で5月1日には川床開きが終わっていいますがそこで出される会席料理は料金が高くとても一般的な家族連れには適しません。
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貴船祭
貴船祭とは、毎年6月1日に開催される京都の貴船神社の例祭のことです。
見学は自由ですが全部見ると奥宮例祭の最後までで5時間ぐらいかかります。
また、本宮など中には一般向けの座席はないので基本的には立見になります。
スケジュールは以下。
11:00 舞楽奉納の儀
13:00 神輿発輿祭
貴船大神の御分霊を神輿に奉安、巡行前の道行の安全を祈念
13:30 – 15:00頃 神輿が本宮を出発し奥宮へ
15:00 奥宮例祭
こども千度詣り
出雲神楽奉納
出雲神楽奉納団のご奉仕により奉納される
16:30 – 18:00頃 神輿が奥宮を出発し本宮へ戻る
18:00頃 還御祭
貴船の川床
貴船では川床と呼ばれるお座敷で食べる料理は魅力的です。
足を伸ばせば川面に届きそうな距離で涼しげです。
涼しい貴船ですが、貴船祭の頃にはもう蒸し暑いのでなおさら魅力的でしょうね。
ちなみに流れる貴船川は鴨川の源流です。
貴船神社の近くにたくさんの川床のお店があり、そこでは主に会席料理が出されます。
これらのお店はほとんどが高級料亭です。
貴船には大衆のお店はほとんどありません。
観るのに5時間も要する貴船祭ですから途中で1回ぐらいは食事をしたくなりますね。
貴船にはまともに食事をする場所はない
※以下、お金のある方には無縁の話です。
ちなみに、川床で出されているメニューの値段はびっくりするぐらいお高いです。
なぜなら、ほとんど全てが高級料亭でそこが出す会席膳ですから当然です。
そのため、川床で料理は食べたいけど高いので、結果として多くの方が注文するのが”流しそうめん”です。
ちなみに、この流しそうめんの料金も決して安くはありません(笑)
それでもハイシーズンは整理券をもらって時間をつぶさないと川床に座ることもできないぐらいです。
とても一般的な家族が観光に行ったついでに食事をする場所ではありません。
(流しそうめんでも4人家族だと5千円では収まらないしお腹も満たされません。)
貴船祭で川床で食事をすべきか?
貴船の川床開きは毎年5月1日なので貴船祭の頃には座れるはずです。
ただ、この祭りの際は、予約はマストでしょうし、流しそうめんでは川床の予約は難しそうにも感じます。
普段の時期でも、貴船に食事に行くつもりなら、高い会席を予約をして食べるか、高い流しそうめんを並んで食べるかのどちらかになります。
貴船祭の際は、貴船は他に手頃な金額で食事をする場所の選択肢が少ないですから準備なしではハマります。
個人的には、貴船には食事をしてから赴くか、後で食事をするかどちらかにするのがいいように思います。
そのことを前提にして、貴船に行く時間をスケジュールするのがオススメです。
少々貧乏臭いですが、貴船祭の際に食事をするならその辺で腰掛けて食べられるパンやスナック類を持参するのが現実的でしょう。