七夕は、元々は短冊に願い事の日ですが、カップルにとっては”おりひめ・ひこぼし”のエピーソードも手伝ってか夏のクリスマスと言えるかもしれません。クリスマスも子供の頃はプレゼントがもらえる日、大人になったらカップルがラブラブの日ですから七夕も同じ感じですね。
七夕とは
もともとは、アジアで伝統的な季節の節目となる日の1つであるが、日本では短冊に願い事を書いて飾るイベントになっています。
実は、五節句の1つで、3月3日のひな祭り、5月5日のこどもの日などもそれに含まれます。
※五節句(1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日)
昔の人間からすると、七夕は、幼稚園などで子供が笹の木に短冊に願いを書いてつけるのが一般的な光景です。
そのため、子供向けのイベントの様にも感じますが、スピリチュアルブームと商業側のアイデアで大人向けのイベントにもなりつつあるようです。
つまり、”おりひめ・ひこぼし”の逸話からサマーバレンタイン、七夕デートなるカップルのための日になりつつあるのかもしれません。
おりひめ・ひこぼし
1年に1度だけ会うことができるカップル”おりひめ”と”ひこぼし”の話は有名ですが、
切ない恋の物語と言われていますが、よく読んでみると、”ラブラブ過ぎで引き離された”というある意味ずいぶん理不尽な話です。
今の時代の若者には到底受け入れられない考え方だと思います。
その日が、七夕なので、サマーバレンタイン、七夕デートなるファッションへと変貌したようなのです。
ですから、この物語の本質を分かった上でイベントを楽しんでいるカップルがいるのかどうかはちょっと不思議にも思います。
7月7日は、天の川を挟んで光るベガ(琴座)とアルタイル(わし座)という星が最も輝く日だそうです。
また、その日に、雨が降ると天の川が見えないので二人は会えるとか会えないとか・・・
私の記憶では、梅雨真っ盛りの7月7日の夜がキレイに晴れて星がきれいだった記憶はあまりありません。
サマーバレンタイン・七夕デート
クリスマス、バレンタイン、ハロウィンと一緒で、商業的にカップル向けのイベントとして盛り上げようとしている訳です。
七夕商戦と銘打っていろいろ頑張っているようですが、まだまだ盛り上がりには欠けるようですね。
やはり、七夕は子供の頃からの”短冊”の方がイメージが強いからかもしれません。
ただ、クリスマスも子供の頃はプレゼントをもらえる日、そして、大人になったらカップルの日ですからアプローチとしては悪くないですね。
年に1度しかないカップルの日よりも2回ある方がカップルとしても楽しみが2倍になるのでいいと思います。
七夕スイーツ
バレンタインなので女性から男性と思いきや、サマーバレンタインにはその話は適用されないようです。
カップルのみならず、友人、家族など渡す相手は何でもありです。
ただ、渡すモノとしては夏の涼しげなスイーツという傾向があるようですね。
あくまで、まだ市場は小さいですが、現状では”七夕スイーツ”なるものが幅をきかせているようです。
夏なのでチョコレートはメインにはならないでしょうが、スイーツですから頂く側は当然女性が多くなりそうです。
売り手側に、無理矢理作られたイベントが嫌いな人も多いです。
ハロウィンなんてその典型ですが、それでもその日は子供は喜んでいるんです。
子供が喜んでいるならいいじゃないですか!って考え方もあります。
そのような考え方をして、ムーブメントの波に乗って、お世話になっている女性に夏の涼しげなスイーツを上げれば喜ばれますからいいじゃないですか!