歯が黄ばんでいる、黒ずんでいるという理由で口元にコンプレックスを持っている方もいらっしゃると思います。
顔をはじめとするいろいろなパーツでコンプレックスを抱えている人は多いですが、ある意味では歯の汚れによるコンプレックスの解消は歯が白くなればいいので容易と言えます。
ただ、全ての人が同じ方法で歯を白くする、ホワイトニングできる訳ではないことを知ってください。
それは、歯が白くない理由が、先天性のものなのか、あるいは後天性のものなのかの違いによるのです。
先天性というのは、正確に言うと間違いで、厳密に言うとこれも後天性です。
何かと言いますと、お母さんが妊娠中に抗生物質を服用した、あるいは、本人が幼少期に抗生物質を多く服用したことによるものです。
テトラサイクリン系抗生物質によって、永久歯が生えた時点ですでに白くなくて黒ずんだ色をしていたりしている方がいらっしゃるのです。
こういった方の場合は、一般のホワイトニングでは白くなりませんから、審美歯科によるホワイトニング(ラミネートベニア)などの方法があります。
ラミネートベニアについては、こちらのページにまとめていますので参考にしてください。
⇒『ラミネートベニアという審美治療のメリット・デメリット』
一方の後天性の方、つまり普段の歯のメンテナンスがよくなかったり、歯のステイン汚れとなるコーヒーや赤ワインなどをよく摂られる方が長期間メンテを放置されていた場合です。
こういった方の場合は、歯の汚れが大きく2種類に分かれまして、歯の内側までステイン汚れが浸透してしまっている場合と、歯の表面でとどまっている場合があります。
内側まで浸透していると少々時間とお金がかかりますが、歯の表面でとどまっている場合はちょっと高めのホワイトニング歯磨きで歯を白くすることができます。
それぞれの場合に歯を白くする方法については、こちらのページに詳しくまとめていますので参考にしてみてください。
⇒『歯の黄ばみを取るには?除去するには自分に合った方法を探す』