例えば、タバコのヤニはアルカリ姓なので、その歯の黒ずみ汚れはアルカリ性である酢で分解されてホワイトニングすることができる?
ちょっと、この理論には無理があるような気がします。
確かに、水垢などをお酢を使って落とすことはよくやられているようで、事実酢酸を主成分にした水垢落としの洗剤も販売されています。
水垢は、水道水に含まれるミネラルが固まったもので成分がアルカリ性です。
そのため、酸性のお酢によって分解され落としやすくなるそうなのです。
そこで、水垢を歯の表面についている歯石として置き換えるってことでしょうか?
ただ、果たしてこのメカニズムがそのまま口の中でも機能するのか?(笑)
ちなみに、酢には、漂白・殺菌能力があります。
細菌などの微生物は、ph値が低いアルカリ性の環境では生きられないため、お酢の中に入ってしまうと数分で死滅するそうです。
寿司のシャリが酢飯なのも殺菌が目的だそうです。
そのため、酢で歯を磨くと、口の中にある細菌が殺菌されるのでいろいろ良いのでは?という話があるようです。
ただ、口の中には悪い菌だけでなく、良い菌もたくさんいるのでこの辺も微妙ですね。
ところで、重曹もお酢と同じでアルカリ性で、生活のいろいろなシーンで汚れ落としで活躍しています。
そして、お酢と同様に重曹も歯の黒ずみが落とせるという話があります。
重曹については、こちらのページに詳しく書いています。