歯医者さんで施術される歯のホワイトニングの安全性についてまとめてみました。
歯医者さんでやってくれるホワイトニングには2種類あります。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングです。
結論からお伝えしますと、どちらのホワイトニングも非常に安全です。
まず、私コーヒー侍がやったことのあるホームホワイトニングからです。
ホームホワイトニングと呼ぶぐらいですから、実際のホワイトニングは自宅でやります。
ホームホワイトニングでは、マウスピースにホワイトニングの薬剤を入れてそれを2時間ぐらい歯にはめて噛んでいます。
この際に使うマウスピースについては、普通は自分では作りませんから歯医者さんで型を取って作ってもらう必要があります。
※自分でマウスピースを作るキットがネットで買えますが、その実用性についてはコーヒー侍は未経験で分かりません。
マウスピースさえできてしまえば、後はホワイトニングのジェルがあればずっと自宅でホワイトニングができます。
このホームホワイトニングで安全性が問われるのは、2時間も口の中に入っているホワイトニングの薬剤です。
ホームホワイトニングにもいろいろな種類があるのですが、大抵の薬剤は、過酸化尿素と過酸化水素が主成分です。
過酸化水素の方は、どこかで聞いた名前だと思いますが、けがをした際に消毒液に使うオキシドールと同じ成分です。
消毒液が皮膚や洋服に付くと白く脱色してしまうことがありますが、この過酸化水素は漂白効果があります。
消毒液に使うぐらいですから、普通に考えれば安全性は高いと思います。
また、漂白能力もホームホワイトニング用に処方されるものは、濃度が低いものがほとんどだと友人の歯医者が申しておりました。
そのため、漂白能力が低いのでホームホワイトニングには、1クール2週間もの時間がかかる訳です。
自宅でのホワイトニングの安全性を考慮しているからこそ、漂白能力が低い薬剤で時間をかけてホワイトニングをする必要があるとも言えます。
ちなみに、アメリカなどでは漂白能力の高いホワイトニング薬剤が出回っているようです。
海外製で高濃度の薬剤を間違って使うことなどがない限り、ホームホワイトニングについての安全性については問題なさそうです。
それと、過酸化水素以外に使われている過酸化尿素ですが、これはすでに薬の成分として使われているぐらいですから問題なさそうです。
もちろん、薬なので毒の一種と考えると過剰摂取をすると問題あります。
ただ、これも驚くことに誤ってホワイトニングの薬剤を全部飲んでしまっても大丈夫だそうです。
実体験における違和感ですが、コーヒー侍が、マウスピースをくわえてホワイトニングをしていた際は、薬剤のジェルが歯茎に触れるとそこがヒリヒリしました。
ただ、我慢できるレベルで、2時間後に口をゆすいでしまえば痛みは全く残りませんでした。
次に、オフィスホワイトニングの方です
オフィスホワイトニングは、すべて歯科医院(オフィス)で施術されます。
歯に高濃度の過酸化水素を含む薬剤を塗って、口を開けた状態で光を当てます。
光を当てる理由は、薬剤に含まれる過酸化水素を活性化させるためです。
光を当てない場合に比べて、何倍もの効果を出すそうです。
高濃度の薬剤を使うために、安全を考えてすべて歯科医院で施術されると考えていいと思います。
また、ライトに使われる光は、可視光線ですので体に害はありません。
例えば、紫外線であれば安全性に問題はありますが、可視光線ですから安全な訳です。
安全性に関するまとめ
自宅で行うホームホワイトニングも、歯科医院で行うオフィスホワイトニングも、どちらも安全性については全く問題ないと思います。
また、自宅でやるよりも歯科医院の方が安全ということもありません。
そういう意味では、強い薬剤を光を使って増強させる分だけ歯科医院の方が危なくも感じますがその心配も無用でしょう。
安全性についてはどちらも問題ありませんから、選択のポイントとしてはホワイトニング施術をする期間、白い歯が持続する期間、お手軽さ、などになると思います。
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングのどちらを選ぶかの記事を書いていますので参考にしてください。
⇒参考時期『歯のホワイトニングの治療期間と持続期間、歯医者でやるか自宅か?』